ケンカに慣れろ❹
今日放映のnhkいじめをノックアウト。イジメ問題に埼玉県入間市立向原中学校がポジティブ志向で取組んでいて私が感動したことをココに記しておきます。
向原中学校生徒/はるなさんの口真似ではないが「知らない自分が入っても」何を喋っていいか分らない。いやいや、同校の生徒たちはクラスでの意見交換に慣れてらっしゃるに違いない。子どもの喧嘩に大人がシャシャリ出るべきでないと私は思う。正確には、どなたの喧嘩であっても他者が横からシャシャリ出るべきでないと言うほうが当たっていて、喧嘩の定義が異なると先に念押しすべき所でもありました。喧嘩の目的が異なるというほうが具体的で分かりやすいかも知れませんが、先ずは喧嘩できる関係を築こうという目論見(もくろみ)が私のベースにデンと置かれているのです。
私のことは置いといて、生徒同士の揉め事には先輩・上級生に入ってもらうのがイチバン現実に適うと思う。上級生の意見は尊重して従がうのが下級生の傾向だからです。同級生同士であっても力の強い者に問答無用で従がう平均的な生徒たちだもの、問答無用の上級生に従がうことに反旗を翻すほどの根性ある生徒のクラスでイジメが起きるとは思わなくて好さそうです。力を以って力を制する手段は大人の感覚には受け容れられなくても、子供同士の喧嘩を収める遣りかたとしては荒っぽくても・手っ取り早い応急手当・緊急対策になる。先生の拳骨は問題視して騒いでも、先輩の拳骨は素直に受入れる良い子&悪ガキ。
さて、応急手当てが大手術の代りになる筈もないが、向原中学校には心強い先生方がいらっしゃるようで、安心して高みの見物。私の子なら出来るだけ幼いうちに「拳骨キライ」に育てるのですが、お陰さまで自分からイジメする悪癖に染まることはなかったようです。その代償として(？)口ゲンカで私の手に負えなく育って、腕力でも私の歯は立たない。だが私の喧嘩の目的は勝つことになく、従がえることでもなく、私が不自由している訳でもない。喧嘩で思いの丈を述べ合えれば私はそれで十分満足できる。従えようとか我が儘を通そうとか勝ちたいと思う所で暴力事件やDVが起きるのでしょうね。
もうすこし続けたいが今はここまでにして、明日に続けます。了。
