2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧
今朝の連ドラ「スカーレット」で、八郎は喜美子を捨てて出ていった。八郎の行為に唖然とした人は多いかも知れないが、「然もありなん」と私は思った。莢の役目は人を護ることなのに⋯八郎は莢の中から喜美子を取除いて去った。莢たる自覚がない男(八郎)が流行…
前回の記事「舟 or 莢」で触れた莢(さや)に想うところをココでは書きます。この切っ掛けを作ってくれたのは現在放映中のnhk連ドラ「スカーレット」なんですけどね。今朝の番組をご覧になったとして⋯ヒロイン喜美子に対する夫・八郎の言動をあなたはどう思わ…
管理人IDに少しだけ触れておきます。hull 或いは hullsに私は箱舟のイメージを持っています。旧約聖書に「ノアの箱舟」がありますが、私の箱舟はそれとは違うようです。キリスト文明圏の箱舟のイメージは木製で、今も遺跡としてどこかに埋っていると信じられ…
橋本多佳子の句を「祭笛吹くとき男 / 佳かりける」と二つに分断してみました。前半から観てまいります。近年は普通になったギャル神輿だが、これが最初に登場したのは1981年(昭和56年)で、橋本多佳子(享年1963年)が過ごした時代に神輿を担ぐ女性なんて想像…
私は「愛」についての責任を果たさなければならないと思う。その思いを展開する場としてこのブログ「Cat's Star 愛」を作ったけれど、この想いは管理人の真実であっても事実でないという瑕疵がつく。真実は事実より重いとみる考えも分るけれど、そして真実を…
雪の日の浴身一指一趾愛し 橋本多佳子この俳句を橋本多佳子がどう位置づけていたか私には分らないが、著者が公開しなかったモノを私は慎重に丁寧に扱いたい。つまり、許可なく橋本多佳子の心象に踏み込んでいるのは明らかで、私はその神聖な空間を土足で踏み…
星空へ店より林檎あふれをり 橋本多佳子私の大好きなこの俳句は多くの人の共感を呼んでいる。そして私が冒頭の記事で述べたのとはドコか違う受け留めかたをしている人のほうが多い。分りやすいよう引用記事を下に一つ載せますが、あなたも立ち位置の違いはお…
🌠 星空へ店より林檎あふれをり 橋本多佳子 ブログ最初の記事になりますから躍動感あふれる俳句をトップに据えさせていただきました。現実へ冷静に対処する女性は多いと思うが、そんな女性のなかでも殊に橋本多佳子は夢に溺れることなく現実を生きたと私は思っ…