進化する猫 🐈

猫も進化する‥それだけのことなんですニャ~ン😹

随分と/本当を言うと

日本人100人のうち何人が「本当を言うと」と言ったことがないだろうか?あるいは言わないように意識しているだろうか? 当人は無意識に口にするフレーズか知れないが、私には本当を言うととか本当のことを言えばって言う人の多さに辟易(へきえき)するのが普通社会常識とされるほうが健全に思える。今回はこう言った視点で綴りたい。初めの頃は誰でも意識して「本当のことを言います」と言ってたと思う。「お代官様、おゆるしくだせえ、本当のことを申します。白状いたします」ってな感じだったろうと思う。次いで面白がりたちが「本当を申します」って言ってフザケて遊んでいたのかも知れない。

口癖になるってことはよくある。初めは悪いことと知りつつ「」を吐いてても、度重なって終いに「嘘つきの狼少年」になったような…です。それがいつか殆んど全ての日本人の常識となり、日本語の劣化とともにそんな言葉を遣う人の思想・宗教を劣化せしめた・・・と言ったことをあなたは否定・証明できますか?ま、これは飽くまで仮定の話で、こんなフレーズを遣わないあなたには無縁のことではあるのですが、恐ろしいのはお子が悪い風潮に染まらないか?平気で嘘を吐く日本人の多さはあなたも否定しないと思う。嘘までは言わなくて・誤魔化すだけなら目糞で、鼻糞ほど汚く思われないかも知れませんね?

MCたかみなnhk番組「いじめの‟空気”って?」で同調して動いてしまう力がおそろしい」と言ってたけど、同調圧力ってのは強いリーダーが放つ影響力だけとは限らない。リーダーを直接知らない人であっても同調圧力から逃れられない。だから同調圧力はクラスの空気だったり、職員室の空気だったり、PTAの流れだったりする。たかみなで言えば「いじめをノックアウト」のnhkの空気を乱してはいけないと感じて喋るだろう。(善い悪いは置いといて)その場を支配する空気を浴びながら全参加者は喋ることになる。その空気を破るには随分と勇気が要るんだ。「随分と」・・・どういうことかお分りだろうか?

(仮に)「いじめをノックアウト」の場では「そこを流れている空気が社会常識であり、正しい!」という日本の社会常識。これだと同調圧力2重に掛っている。nhkで駄目印を捺されるって意味は、日本社会からもダメって烙印を押されたことになる。このように同調圧力は2重・3重・4重と被さって押しつぶしにくる。そのようにして社会から葬られる勇気の発信者は非常識で随分と困ったヤツになる。「聞こえない振りするのがいい」と言ったMCたかみなの意は分らないが、私から「2重・3重・4重の同調圧力を跳ね返せ」ととても言えない。言えることは、同調圧力はあなたへ降りかかる必然だよ

それであなたが「なんで俺がこんな目に遭わなければならないんだあ~」って嘆いたとき、「あなたはなんにもしてないのに、なんでだろうねえ」って世間の人は同情してくれるよね。いやいや、私は随分と本当を言い過ぎました?