進化する猫 🐈

猫も進化する‥それだけのことなんですニャ~ン😹

守護者ⓐ

今朝の連ドラ「エール」の一コマ。ヒロイン罵(ののし)られて国民(ひこくみん)扱いされた。これは他者を貶めたいときに使う幼稚な遣りかたで、幼児が「お前のかあちゃん、出ベソ」と云うのと同じ低レベル。こう書いてきて・・・さて私は守護者(神・主)であらねばならぬ。私のハンドルネーム「hulls/hull」は種子を包んで守る莢(さや)、つまり守護者の意味を含ませてある。低レベルの人の低レベルを証明してそれで済むってものでないのは、哲学をやってらっしゃれば分りますよね?私の莢に登場した人物たちは必要不可欠の人材であれば、貶めて済ませられるものでない。私の脚本で登場者を無駄に終わらせたくない。

音を非国民と罵った婦人は偏見(へんけん)に囚われている低レベルです。だったら「お前のかあちゃん、出ベソ」と幼児から馬鹿にされて落ち込むのはいかがなものか?結局、ヒロインも幼児レベルだってこと、あなたは分かるよね?年配の婦人の言葉だから大事にしなければならないという偏見が音のなかに育っていたんだ。偏見も文化にちがいない。正見はもちろん文化にちがいない。文化だからって、何でもかんでも大切にしなければならないものではない。大切にすべきを大切にすべきであって、大切にすべきでない物を大切にするのは間違いだ。大切にすべき根拠は何か?この哲学ないことが朝の事件から分る。

それなら何を大切にしたらいい?ところで新たにキャンセル・カルチャーという言葉を知ったので早速使っていきたい。作家・ジャーナリストの佐々木俊尚氏は「キャンセル・カルチャーが横行する社会は、あるべき民主主義社会とはかけ離れたものであるということをわれわれは認識すべきだろう」と述べておられて、じっさい私もそれは忘れてならない視点にちがいないと意識していたい。この場合のカルチャーは「文化」と訳せるし、文化交流とも訳せそうだ。それでどんな文化を大切にしたら良いんだ?氏は「社会の価値観は常に変化し…」と述べておられるが、すなわち、「文化も移ろうもの」に違いありません。

それが普遍の価値なら丸暗記して記憶し、あるいはコンピュータに憶えさせて使えばいいだけの事だが、移ろう物の価値をどうやって見究めたらいいのだ?暗記した端から旧くなっていくモノを後生大事にする意味はどこにあるか?そういった事さえ分らない者の戯言(たわごと)に振り回されるなら、そんな社会常識も・振り回される人の常識も幼稚で実に危うい。このように導かれてきて思想・宗教といい、哲学といい、この世界に普遍的な価値と定義づけられるものは中々ないことになる。ここで私は「無知の知」を思う。無知の知を共有できる人間群!人間は世界の真理を探究し、価値を創造していく能力者。了。