ボランティア(2)
常識的に振舞おうとするのは性(さが)だと思える。性であれば意識の有無に係わらず・自覚の有無に係わらず・導かれる儘(まんま)に常識的なベクトルを辿(たど)るとでも言えそうだ…と言う「命題＆解」へ私を導いたのは他ならぬ件(くだん)の記事。それに則ってアレコレ思案している私がいる。少しも珍しくなくて、どこにでもよく在る常識であれば具体例は幾らでも挙げられる。そして命題と解が揃ったところでアレコレ証明してみることになる。是は私の常識。この常識と社会常識とのズレを確かめることも健全な常識へと研きあげるために欠かせない重要な工程であり、プロセスと決めている。
いやいや、他者の解釈・理解は置いといて、自分が納得できなければ支離滅裂で終わる危険がある。哲学がキーワードの私の幸福論でもあるのです。出鱈目な哲学(感情論・屁理屈)で真っ当・健全な解へ導かれることは有り得ないという常識も今では私に具わっている。私の常識が社会の非常識とされて受入れられないのは一向に構わない。この常識に支えられつつ・自分自身を奮い立たせつつ、私の常識になるであろうボランティア論を勘案し・研いている。アメリカと日本では文化の成り立ちも土壌も全然異なるから同じように論じられず、私には日本独特のボランティア哲学が必要なように思われてならない。了。
