進化する猫 🐈

猫も進化する‥それだけのことなんですニャ~ン😹

自己超克/時宜(5)

自体がチャンス・・・のところをもっと哲学しておく。それが私でなくて誰かなら?そんなの私なら考えるまでもない。「狼少年」の寓話はご存知だろう。村人は嘘つきの少年愛想尽かししたが、狼の胃袋を膨らますチャンスになった。分るだろうか?狼に愛想尽かしされたら幸せだが、逆(=チャンスを少年は作ってしまった。でなければ駄目なんだ。は絶対に駄目だよ赤毛のアン正直だった。を嫌った。私も嘘は大嫌いだ。嘘は危険な外から身を護る場合に辛うじて許されるルール()でないかな。私はそう信じてる。だって仲間を騙す人は信用されず、愛想尽かしされることになるだろう?

悦ぶときは味を占める。辛い時・痛い目に遭ったときは気を引き締める。狼少年の嘘で村人は気を引き締めたが其れだけに止まらず、狼に味を占めさせてしまった。その結果、村人の危険度は増す。少年は悪ふざけしただけかも知れないが、危険に巻きこまれる人を増やしてしまった。この行為は許されるべきでない。この道理が分らない国法下では「想定外でした」と謝ることで済ませてくれる。子供たちにはこの道理教育が欠かせないのでないかな。「人間は仲間・仲間は護ろう」の感覚を身に着けないで大卒だの・エリートだの・大人だのと言っているならチャンちゃらオカシイのでないかな?

みなさんもご存知のようにアンは幼くして未開文化の社会へ放り出された。その社会は弱い人を苛める文化が幅を利かせていて、アンは辛い目・痛い目・悲しい目に遭いながら育った。酷い目に遭った人の前には二つの道が置かれる。⓵狡くなろう。嘘を吐かないようにしよう。あなたならドチラが好いですか?アンは②を選んだ。未開文明の社会には嘘を強要される場面が多い。嘘を吐かなければ痛い目に遭わされる。これはとっても苦しい場面だよ。幼い子に「正直になれ」と脅す野獣(人間の敵)は多い。野獣に仕込まれて素直な子らが嘘を覚えていって終いにはトンデモナイ悪党になる。アンは晩生だったのかな?

はしこい子は人の顔色を観るのが早い。嘘を悦ぶ野獣に合せることを幼くして覚える。アンは顔色を観ることを知らない。そこに私は晩生を感じる。白い物は白色に見えるアン。正直であろうとしつつも「白を別の表現で言わなければ叱られる」と思って不思議はない。虐められる中で色いろの表現が具わったことは考えられる。言葉が豊かになった背景に苛め(っ子)や苛める野獣たちが、アンの「チャンス」になった気がする。この推理で辻褄は合うと思う。はしこい子らは狡さを身に着ける「チャンス」にしたことも考えられるし有得る。それで、あなたのお子にはどちらのを覚えさせてあげたいですか?

ここまで述べてきて目標「自体がチャンス」が見えてきた気がする。親の思いどおりに子はならん。親のするようにしか子はならんって言いますからね。大人(おとな)は善い手本になるのでしょうね。善い手本をチャンスにしてアンは幸せの道をまっしぐら…かも知れません。私自体が「幸せの道をまっしぐら」で頑張って進まなければなりませんね。この場合の私は主体者ですね。念のために書いておきます。了。