進化する猫 🐈

猫も進化する‥それだけのことなんですニャ~ン😹

考/雨にも負けず❸

それでは入沢康夫氏の書いた文章を手掛かりとして雨にも負けずに踏みいって参ります。入沢康夫(以後敬称略)はヒデリ論支持の文言を書いて亡くなっている。入沢康夫を師と仰いだ感の強いイーハトーブセンターの立場は現在まで明確に示されておらず・コメントも一切無いようで、結局「沈黙の立場」という事です。沈黙の意味も色いろありますが、集団としての色を示せない事情はあるのかも知れません。たとえば賢治に確かめられればいいが故人であれば判断のしようがないということかも知れませんね。あるいは別の…かもですね。

ここで「ヒデリ論支持の文言」と述べたがお分りですね?つまり、入沢康夫は「ヒデリ論」の言い出しっぺではありません。それなら言い出しっぺは一体誰だ?その重大事に最近の文人も論客も触れようとしないのは…これも何か事情があるのかも知れませんが、それはココでの主題ではありませんから置いておきます。面白いのは、件の朝日放送の字幕では宮澤賢治「雨にも負けず」を朗読し、件のNHK教育番組は原文として言い出しっぺ作「雨にも負けず」を採り上げたことが明確に分かります。だから朝日放送NHKも私は好き。笑

常識的に言って、言い出しっぺ作の方は剽窃(≒パクリ)でしょう?宮澤賢治の「雨にも負けず」を剽窃したということ、大NHKなら百も承知でしょうね。幼児・小中学生に剽窃した詩「雨にも負けず」を教えて好いのか?真っ当な反論が通らない場所で、この朝日放送NHKの遣りかたは力を得るのでないか?いやいや、これはグッドファイト2(NHK総合ドラマ)の受け売れでもありますけれど。笑。正義が通用しないアメリカでは正義の弁護士も喧嘩するって極近の放映です。正義のためのケンカは私も大の大の大好きですからね。

もしか、最近の日本のテレビ局も喧嘩っ早いのかも知れないな。そんなことを想像して頼もしく感じていたりもする。ソクラテスの時代なら夫婦喧嘩する妻の安泰は約束されず・夫の安泰ばかりが図られた訳で、夫がソクラテスでなかったらクサンティッペは間違いなく奴隷として叩き売られたか・殴り殺されたか、悲惨な末路を辿ったに違いなかろう。民主的・人間主義の夫を得てクサンティッペの生は保障されたのですね。人権が尊重される社会・集団に於いては相手の無茶に対して喧嘩していいのです。正義が負けては駄目ですよ~ (笑)

私は賢治のファンだけど彼の知識は殆んど持っておりません。入沢康夫の書き込み記事がなければ賢治の擁護など望むべくもなかったでしょう。そんな入沢は私の大事な後ろ盾とも言える存在ですが、入沢と私では真逆の結論になりました。そんな入沢のドコが素晴らしいのだろうか?「語り合えた」という一点で私は入沢を受入れ・評価し・認めるのです。彼とダイレクトな意見交換は叶わなかったけれど彼の論文との意見交換はできたのですから私に文句のある筈はありません。結論が真逆になったのは各々の事情が絡んだからでしょう。

目的か目標かとよく云われる。目標を重視する立場は…其の勝利を重視すると言えばお分かりだろうか?目的を重視する立場は…其の勝利を放棄するのか?クサンティッペに遣られっ放しのソクラテスはどう?毎日毎日クサンティッペに遣られてるソクラテスは不幸だったか幸せだったか?だから私もクサンティッペみたいな嫁に魅力を感じるのです。こんな私を理解できますか?www だからあなはたNO・私はOK結論が違っても私には問題でない。それは問題だって人の気持ちも勿論私は理解します。今回はココまでにします。了。
未完/雨にも負けず