進化する猫 🐈

猫も進化する‥それだけのことなんですニャ~ン😹

交さ路(2)/モモ⓵

直近の記事で「目的へ至るためにはコンセンサスを大事にすべき」と導かれた私。しかし世界史にはコンセンサス不要論が幅を利かせている事実が見られる。これはどうしたことだろう?この事で思い当たることが私には幾つかあるが、折しもnhkミヒャエル・エンデの小説「モモ」を取上げている。番組の講師・河合俊雄氏(臨床心理学者/京都大学教授)の目的を知る由もないが、氏と私は同じ道筋を辿るか、何れかの交叉路で道を分かつか…そんな些末な事件に私の関心はなく、偏に私の「命題コンセンサス」に活用出来るのでないかと思っている。氏は100分de名著「箱庭療法」以来3年振りの登壇であれば私にとって初めてのお人でなく、分かりやすい講義で大いに期待している。nhkの講義は一方向性のモノであれば意見交換は不可能でも、私の命題解決に大いに役立てようと思う。

河合講師の「モモ」と私の「モモ」とでは全くの別ものかも知れず、むしろ異なって当然と思う根拠は同じでなければならないとする感覚こそ不健全だからです。(私の)この感覚はあなたの感覚と異なる、つまり「異なる私はコンセンサス(意見の一致)に反する」として、(コンセンサス出来ない)私を受入れない者を健全と見なす社会・文化は現実にあって、そこでは私のことを「あいつは話が出来ないヤツだ」と仲間うちで陰口をたたくことになる。記事「法~鏡or鑑 ㊤」で触れた高校1年生(17歳)りりさんのケースも「あいつは話が出来ないヤツだ」とされて、つまりコンセンサス(意見の一致)に反するという理由で苛められることになったと思う。「コンセンサスに反する言動は駄目だ」という一点で私と少しも違わなくても、コンセンサスに向かう姿勢(道すじ)が私とは真逆で異なる人は多い。

私たちはドコでどう道を違えたのでしょうか?あなたにはお分かりになりますよね。
こんな感覚で河合俊雄講師の「モモ」講義を受講してまいります。今回はココまでです。了。