進化する猫 🐈

猫も進化する‥それだけのことなんですニャ~ン😹

交さ路(5)/モモ④

前回は「正確な情報が発せられたらなあ…愚か者を増やしたくない」で原稿を閉じた。それで具体的にどうする?私は丁度交さ路に立っている。交さ路は休憩所ではない。(私の)一休さんをどうする?私が思うのはmindsetマインドセット。(直訳は)考え方だが、理解したければ理解でき、理解したくなければ理解できないと思う。私の価値観は、logic×feelingの間合いを量りたい。(あなたの一休さんはどうか知らないが)私の一休さんには私を抜いていって私を指導してほしいと願っている。そのためには私の欠陥・欠点を見抜いて私を徹底的に破折(はしゃく)しなければならない。

解決すべきことが発生したとき、誰がどのように対処していくのか。ラグビー日本代表のメンタルコーチだった荒木香織博士はこのように問うておられる。交さ路に立ったとき、どの進路を採るべきか…進路を誰に仰げばよいか?私の一休さんは頼るべき人を持たずに路頭に迷うことになってもいいのか?「大丈夫、大丈夫、禅寺の一休さんには住職の役割りが回ってくる」と言いますか?その一休さんの出世を羨んだり妬んだりして指を咥えて世を拗ねながら過ごすのか?私の一休さんにそんな情けない一生を過ごさせてなるか。酒呑んで女遊びや博打で憂さ晴らしするしか知らない私の一休さんでは駄目だ。

私の一休さんは私の思い・願いを知り尽くしている。私がどれほど一休さんを愛しているか!時には甘やかせてあげたいと思う私の気持ちも知っている。その私に頼りっ放しで独り立ちできない一休さんは交さ路でウロウロするばかりで活路を拓けない。活路を拓くための戦いっぷりを見せるのは他でもない私。失敗の仕方も、勝って兜の緒の締め方も、有頂天になって痛い目に遭う私の姿も一休さんにしっかり見せて置かねば!誤魔化しは一休さんのためにならない。嘘の吐き方が巧くなっても一休さんは駄目になる。そうでないかな?私という手本の全てを受け継ぐ責任は一休さんのものなのです。

結局、正確な情報が一休さんに伝わるために私の言動が何よりも大事ということが分かる。私が嘘の人生を送れば一休さんは嘘の人生しか知らず、その結果として破滅の人生を歩むことになる。解決すべき事態に対処すべきは他人でなく己自身。私の一休さん・エンデのモモ・あなたの○○○さん。それぞれの可愛い対象の手本となるべき私であり、エンデであり、あなた。その大事を教える責任を果たさずに家族に嘘の人生を教えるなら、禅寺の愚かな一休さんの二の舞になるのはエンデの小説で明らかではないか!!そんな愚かな一休さんが育ってしまったら社会に害悪をバラ撒かないか?私は心配になる。あなたに反論あれば私を諭してほしい。了。